top of page

雨音

 

予報外れの 雨に降られて

ちょっとそこで 雨宿り

 

 君の隣で 1メートル

 手を伸ばせば 届く距離

 

雨の匂いと 君の匂いが

混ざり合ったら 不思議な世界

 

 アスファルトに溶ける 雨の音

「このまま 時が止まればいいのに…」

 

横顔を見つめる僕に

振り返った 君が笑う

 

 雨音に消される 僕の声

 「このまま 雨がやまなきゃいいのに…」

 

アスファルトに溶ける 雨の音

「このまま 時が止まればいいのに…」

 

 「このまま 雨がやまなきゃいいのに…」

 

bottom of page